2020/12/28[[整理]昔のゲーム制作関係の本とか]

押入れから、忌まわしき過去を物語る本が出てきたな・・・
ほんと、愚かだったと思う。

・・・若い頃、ゲーム会社目指してたんだよね。
それでゲームの専門学校へ行ってた時代がある。
専門学校あるあるだけど。
ゲーム専門学校へ行った自分を呪っている。
何も身についていないからだ。
意味の無い努力をさせる。それが専門学校。

最初にお伝えしたいのは。
今回、専門学校への悪口多めなんで。
(過去の失態は当時の私の実力不足もあるんだが)
愚痴とか嫌いな方は不快な思いをすると思うんで、
苦手な方は読まない方が良いと思います・・・


それでも爆死した人の話が聞きたい方はどうぞ。

んで、ゲームの専門学校とは何なのか?って言うと。
ゲームクリエイターになりたい人が夢見て入る学校です。

一応、当時はジャンルごとで分かれていました。
ゲームプログラマー学科、ゲームデザイナー学科みたいなの。
私が入った学校ではゲームプロデュース学科ってのがありましたが、
(たぶん、今は無いです。あったらヤバイです。)
それは企画書を作るのを専門とした学科です。
ちなみにほとんどの会社は新卒プロデューサーを募集してない。
なので、プロデュース学科入った人々は爆死確定です。

ちなみに私はキャリアを積み上げようと言う魂胆が最初にあったんで、
ゲームプログラマー学科に入った。

今はどうなのかわからないけど・・・
当時はゲーム会社は就職する場合、専門卒・大卒のどちらかは必須でした。
一応、行くことでゲーム会社に入れる道ができます。
・・・やることやってればゲーム会社には就職はできます。
ただし、高い学費を払った見返りは無いです。

”ゲームのジャンル”で”学校”を例えると。
ゲーム専門学校はクソゲーになります。

学校に入る際、授業についていけなくなる等言われますが。
私の通った学校の先生は教え方が超絶下手でした。
それに加えて、やることは多方面で一貫性が無いです。
プログラミング言語の授業があれば、デザインソフトの使い方、
ホームページ制作、企画書ごっこ、ビジネスマナー、基礎知識、検定等など。
そして、意味不明なのがホームルームにわざわざ週の時間割に入れている。
あとワード・エクセルに関しては学校に来てわざわざやることではない。
授業内容に無駄が多いのに、メインのプログラムの授業は粗い。
何かを身に着けるのは無理がありました。
各分野、その道に特科したコースではないんで。
学校側が学科を分けて募集する理由がわかりません。


もしも、専門卒でゲーム会社へ行っても、
下請けみたいな会社にしか入れません。
下請けの会社は良い噂は聞きません。
”ゲームのジャンル”で例えると
・・・下請けゲーム会社は”死にゲー”です。

寝袋持参当たり前で最低賃金未満の労働をさせられるとか話もある。

一応、専門でも大手に入れる例外もありますが。
かなり優秀な人材で無ければ入れません。

話を戻しますが。
ゲーム専門学校等で使っていた本が出て来たんで、
いくつか写真で軽く当時の思い出と共に過去に思いをはせます。

C++とDirctX9・・・

うん。全然、ここらへんの本使ってなかったな。
この2冊だけで1万円以上する。
素人にこんな本を与えたって意味ない・・・

まず、C++と言うのは簡単に言うとプログラミング言語で。
その言語が使えるソフトを使って命令文を書いてソフトを動作させる。
DirctX9と言うのはたしか、ゲームなんかで使う基礎的な部分や3D処理なんかの
プログラム集みたいな感じだったかな。覚えてないわ。
と言うか、中身確認して理解するの無理だから覚えなくていいって言われた。
でも、なんか3Dゲームではすげぇ重宝するとか聞いたな。
そもそもこれについてあんま深く語ってないからな学校とか。

FLASHゲームとガラケーのゲーム作るためのJavaの本。

当時はスマホなんて無かったんで携帯と言えば、ガラケーでしたね。
ガラケーと言うか、当時「iモード」と呼ばれていたサービスかな?
(携帯は社会人になってから持ったんでよくわからない人です)

難易度的にはJava < FLASHですね。
FLASHは動画編集ソフトみたいなのにスクリプトを入れることで、
ゲームみたいになるって感じだったと思います。
FLASHと言えば、最近はFLASHゲームが遊べなくなるとか話題だったな。

iモードのやつは、若干の違いはあるが、Javaの入力方法で行けたと思う。
ガラケーの画面が縦横200ピクセルくらいだったと思うんで、
容量的な物で結構作るのが厳しかったな。
どちらも初心者向けのやつだったと思う。

たしか、どちらの本もサンプルプログラム有りのCD付なんで。
ゲーム用の画像が作れる人には良いんでは?と思います。
大分前の本になるんで・・・
今は開発用のソフトを手に入れるのが厳しいけどね。

恥ずかしいノートとかも出てきたな(*ノωノ)

今見ると何書いてるかわからないな。
・・・落書帳みたいな物ですねw
プログラムを作っている時にどうしていいのか
わからなくなったらノートに書けって言われていたな。
あと、黒板に書いてある内容を書きとる授業もあるが、
ノートのメモとかすごい雑だったぜ。
早口の先生が多く、それを理解するのに時間が掛かり、
メモを取る時間が無いんだよね。
そういう授業って、参考書に合わせて授業進めてるんで、
別にノートを取らなくていいんだけどねww

・・・ほんと、昔の自分に言ってやりたいわ。

いろいろ過去の本(+ノート)を出したが。
これらは、ほんの一部です。
一応、ゲーム専門学校なんて言うが。
ゲームの名を語るだけで、中身はITビジネスの授業セット。
役にも立たない財団法人系の資格の勉強がメインです。
ゲームは、オマケです。酷い学校だ。

先に書いてはあるが・・・
ゲーム専門学校へ行く必要があるとしたら、
就職することぐらいである。

これも先に言ったが、高い学費に対して見返りが無いです。
今考えれば、独学でも良かったかなって思います。


当時クォータービューのSRPG作ってたけど・・・
社会人になって、本屋に言って絶望したな。

SRPG作れる本あるやん!!

ついでにシューティングゲームの本もあるやん!!
実は専門学校で教えてることは、本があれば独学可能な物が多く。
大きい本屋があれば何とかなったりするんで、
・・・実は専門学校いらないんですよね。

独学だとパソコンにソフトを導入する面倒はあるが。
学校へ行っても、最終的に自宅のPCに有料ソフトを自力で入れさせられます。

学校へ行ったとしても、自宅作業も多いんで、
自宅PC環境は全て自己負担になります。

学校へ行けば微細なサポートはあるでしょうが。
その自宅PC環境の導入でいくつか先生に質問したら、
「こんなこともできないのか?」で丸投げされたな。
・・・こっち金払ってるのにこういう態度だったよ。

「わからないから学校へ行く」
「わからないことを教えるのが学校」
って言っていた人がマジこれだからね・・・

こういう苦労があるんで、学校いらねーじゃんって思いましたよ。

なので、学生ごっこがしたい方以外は
専門学校へ行くべきではないですね・・・

学校も学校だけど。
通う学生もちょっとアレな人も居たりするし、
何より、他より優れていると嫉妬されたりしますんで、
自分みたいな雑魚キャラでも陰口とかはされましたね。
同じ学校に行った高校時代の友達ですら妬んできましたからね。

友情?ナニソレ??って感じの学校です。

とくに、ゲームの専門学校なのに。
ゲーム会社の募集に応募すらしない人がほとんどだし、
ゲーム作ることに興味無い人が多いんで、
オマエ、何しに来たって人ばっかでしたね。

なので、仲間って感じの人はいなかったな・・・
そのくせ、発売前のゲームの話とかすると食いついてくる。

今はどうかわからないけど。
ゲーム会社に入る際、鬼門になるのが、
オリジナルゲーム(デザイナーならイラスト)を提出すること。
何度もある面接と大卒レベルの学力を必要とするテストですね。
あと個人的に酷かったのが。
就職活動するための交通費ですね。
新幹線とか学割は効くけど、自腹なんで・・・
余程の覚悟が無いと無理だった。


一応、自分はゲーム会社へ作品を提出して就職活動はしましたよ。
ただゲーム会社への就職へのコストリスクに気づいてすぐ辞めたよ。
その後は、卒業ぎりぎりで紹介された近場の会社に入れてもらったよ。
でもさ、そこが結構、ブラックだったんだけどな・・・
まー、その話をすると頭が痛くなるんで今日はここで終わりにします。

今回書いたことは、ほとんど愚痴みたいになったけど、
かなり控えめには書いたつもりです・・・
とは言え、酷いことは書いてあると思います。

ただ専門学校については卒業生の書き込み見ても、
酷いことが結構書かれていますんで、こんな物だと思います。
戻る
[画像などの無断転載禁止/直リンク禁止]
[注意、PC用サイトのためスマホやモバイルには対応していません]